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後場に注目すべき3つのポイント~中小型株にシフト、輸出関連は押し目買いも意識  1月22日12時31分

22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は反落、中小型株にシフト、輸出関連は押し目買いも意識
・ドル・円は小じっかり、ユーロ・ドルの失速で
・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>


■日経平均は反落、中小型株にシフト、輸出関連は押し目買いも意識

日経平均は反落。36.04円安の23772.02円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えている。19日の米国市場は、政府機関閉鎖への影響は限られるとの楽観的な見方から上昇していたが、やはり影響を見極めたいところであり、23800円を下回って始まっている。その後23700円を下回る局面もみられたが、週明けの米国市場の動向待ちの中、狭いレンジでのこう着感の強い相場展開となった。

セクターでは海運、石油石炭、鉄鋼、非鉄金属、卸売、機械が軟調。半面、その他金融、ゴム製品、証券、その他製品、水産農林、鉱業が堅調。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗している。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、セコム<9735>、第一三共<4568>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、スズキ<7269>、日東電<6988>がさえない。

日経平均は5日線レベルでのこう着が続いている。米国の政府機関閉鎖による影響は限られるとの見方がコンセンサスとなっているが、とはいえ積極的に上値を買う流れでもなく、こう着感の強い相場展開が続きそうである。TOPIXが小幅に下げており、日銀のETF買い入れが需給面での下支えとして意識されやすいだろう。

ただ、市場は明日の安川電<6506>からの決算結果、それによる市場反応を見極めたいところであり、物色としては短期的な値幅取り狙いからの中小型株に向かいやすい。また、日銀の金融会合後の明日の黒田総裁の会見も注目される。緩和縮小観測を打ち消す発言となれば円安に振れやすく、輸出関連等の押し目買いも意識される。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円は小じっかり、ユーロ・ドルの失速で

22日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。ユーロ・ドルの失速を受け、相対的にドルが押し上げられた。

ドル・円は、110円半ば付近で寄り付き、国内勢の押し目買いで小幅に値を上げた。また、ユーロ・ドルがドイツ政局の回避を受け利益確定売りで弱含んだことで、ドルが買われた。

ただ、ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続いており、目先の日本株の反転を見込んだ円売りは一服。ドルは下値が堅いものの、材料難から上昇を抑えられる見通し。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円53銭から110円83銭、ユーロ・円は135円51銭から135円72銭、ユーロ・ドルは1.2234ドルから1.2273ドルで推移した。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・リンクバル<6046>やハイアス<6192>がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>


■経済指標・要人発言

・マコネル米上院院内総務
「政府閉鎖を終了させるかどうかで近く採決」

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
特になし

<海外>
特になし



<DM>

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