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<動意株・10日>(大引け)=日本ユニシス、ダイトロン、コスモスイニシアなど  5月10日15時09分

 日本ユニシス<8056.T>=急騰。前日まで陰線を4本引いていたが、きょうは商い急増のなかマドを開けての大陽線を形成し、3月15日の2460円を一気に上抜き新高値に買われている。システムインテグレーター大手で、2012年に大日本印刷<7912.T>の傘下に入り持ち分法適用会社となったが、その後業績は好調に推移している。同社が9日取引終了後に発表した18年3月期の連結営業利益は、前の期比14%増の163億3200万円。さらに、19年3月期も好採算のアウトソーシング事業が収益を牽引する形で前期比10.2%増の180億円予想と連続2ケタ伸長を見込んでおり、これを手掛かりに短期資金が流入している。19年3月期の年間配当は前期実績に10円上乗せの50円を計画しており、これも物色人気を増幅している。

 ダイトロン<7609.T>=急騰。同社が9日取引終了後に発表した18年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算は、売上高が156億200万円(前年同期比29.9%増)、営業利益が9億8700万円(同75.7%増)、最終利益は7億2900万円(同70.7%増)いずれも高水準の伸びをみせた。これを背景に投資資金が一気に流入する形となった。同社は半導体関連など電子機器を取り扱う商社で、自社製品も手掛け製販一体化に注力している。足もとは半導体製造装置やレーザーダイオード生産用電子部品製造装置などが好調で収益を押し上げている。好決算を受け、18年12月期上期(1~6月)の連結業績予想も修正。売上高を280億円から285億円へ、営業利益を12億5000万円から13億5000万円に引き上げている。

 コスモスイニシア<8844.T>=急反騰。同社は9日取引終了後発表した19年3月期連結業績予想で、売上高1050億円(前期比4.1%増)、営業利益52億5000万円(同7.8%増)、純利益44億円(同19.1%増)と5期連続増収増益を見込んでいることが好感されている。ホテルの開発・運営が本格化するほか、投資用不動産などの売り上げが大きく伸長するソリューション事業が利益の押し上げに貢献する。また、新築マンションの引き渡し戸数が減少するものの新築一戸建ての引き渡し区画数が増加することで、レジデンシャル事業も増益となる見通し。年間配当は前期比2円増の11円を予定していることも好材料視されている。

 有沢製作所<5208.T>=一時ストップ高。同社はプリント基板向けなどを主体とする電子材料メーカーで、台湾子会社の生産能力増強などに伴い今期も業績成長トレンドが続く見通し。9日取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想は、売上高が477億円(前期比16.6%増)、営業利益は42億5000万円(同17.2%増)、最終利益は36億円(同4.3%増)を見込むなど好調。また、18年3月期もスマートフォン向けなどを中心に電子材料が伸び、売上高409億900万円(前の期比18.7%増)、営業利益36億2700万円(同2倍)、最終利益34億5200万円(同69.5%増)と高変化を示した。これを好感する形で高水準の買いを呼び込んでいる。

 福山通運<9075.T>=ストップ高で上場来高値を更新。同社は9日取引終了後発表した19年3月期連結業績予想で、売上高2765億円(前期比3.2%増)、営業利益171億円(同16.1%増)、純利益122億円(同14.4%増)と2ケタ営業増益を見込んでいることを好感している。国内の貨物輸送量に大きな伸びは見込めないものの、運賃改定や営業拠点の拡充・整備が寄与し、売上高が伸長する見通し。また人件費、外注費などのコスト増加を見込むが、生産性の向上などが奏功し、利益を押し上げる。

 高松機械工業<6155.T>=一時ストップ高で、上場来高値を更新。同社は9日取引終了後発表した19年3月期連結業績予想で、売上高224億9000万円(前期比13.7%増)、営業利益21億1100万円(同32.0%増)、純利益15億100万円(同34.4%増)と大幅増益を見込んでいることが好材料視されている。主力の工作機械事業の3月末時点での受注残高は前の期比2.7倍の181億円に増加しており、国内外で強い需要を受け今後も好調な受注が見込まれるほか、作業の効率化や生産体制の見直しによるコスト削減が利益押し上げに寄与する。年間配当は前期比2円増の22円を予定している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS

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