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昭和産 Research Memo(3):「中期経営計画20-22」の2023年3月期の売上高目標は2,800億円 10月05日15時33分

■中長期の成長戦略

1. 2nd Stage「中期経営計画20-22」
同社グループは、昭和産業<2004>90周年を迎える2025年度のありたい姿(長期ビジョン)「SHOWA Next Stage for 2025」(2017−2025年度の9年間)を策定し、3次にわたり中期経営計画を展開している。2020年4月より2nd Stageである「中期経営計画20-22」を進めており、基本方針は「“確立”基盤事業の盤石化と成長事業の育成」、基本コンセプトは「SHOWA new Value Creation ~SHOWAだからできる新たな価値とは」である。「中期経営計画20-22」の経営指標としては、2023年3月期の売上高目標を2,800億円(2020年3月期実績2,540憶円)、経常利益130億円(同101億円)を目標としており、伸長率は売上高が110.2%、経常利益が128.0%とした。また、ROEは9.0%以上(同8.0%)を目標としている。

2. 積極的なM&A(合併・買収)を通じた事業領域の拡大に動く
同社は、積極的なM&A(合併・買収)を通じた事業領域の拡大に動いている。その一環として、5月には米油大手のボーソー油脂(株)に対して完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を発表し、7月に完了している。

また、サンエイ糖化(株)の株式を親会社の三井物産(株)<8031>より全て取得し、完全子会社化する予定となっている。株式譲渡実行日は、公正取引委員会による審査及び法律で定められた一定期間を経て、1ヶ月以内を見込んでいる。中期経営計画の一環として、製造拠点を増やし、生産力を向上させる狙いがある。サンエイ糖化(株)の結晶ブドウ糖は、食品・医薬用で約6割の国内シェアを占めており、同社とのシナジーが期待される。サンエイ糖化(株)の2020年3月期の売上高は146億円だった。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)



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