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明日の株式相場に向けて=海外で材料満載、NYダウの反発なるか 10月29日17時42分

 29日の東京市場はNYダウが前日比943ドル安と急落したものの、日経平均株価は86円安と下げ渋って取引を終えた。

 市場関係者からは、「欧米に比べ日本の新型コロナウイルスの感染拡大が抑えられていることが評価されている」との見方が出ている。特に、足もとの主要企業の決算が底堅いことも、日本株の見直し要因となっているようだ。この日は増額修正を発表したソニー<6758.T>の急伸が全般相場を下支えしたが、村田製作所<6981.T>や日本電産<6594.T>の業績増額修正も日本株押し上げの要因に働いている様子だ。

 ただ、米大統領選を前になお不安定な相場が続くことが予想される。世論調査では民主党のバイデン候補の優勢が示されているが、トランプ大統領の追い上げも関心を集めている。そんななか、今晩は海外市場で重要イベントが目白押しであり、今後をみるうえでの重要な転機となるかもしれない。まず、欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される。欧州での新型コロナ感染拡大を受け、前倒し的に金融緩和の姿勢が示唆される可能性もある。また、米7~9月国内総生産(GDP)速報値が発表され、市場では前期比年率31%増との予想も出ている。この米GDPへの市場の反応も注目される。さらに、今晩はGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)の決算が発表される。アップルの決算は日本時間の明日早朝となるが、その結果は要注目だ。このなか、NYダウが反発に転じるかがポイントとなる。

 明日は早朝に国内で9月失業率、有効求人倍率、鉱工業生産などの発表がある。また、TDK<6762.T>やメルカリ<4385.T>、キーエンス<6861.T>、レーザーテック<6920.T>などの決算発表が予定されている。さらに、Retty<7356.T>が東証マザーズに新規上場する。

出所:MINKABU PRESS

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