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<動意株・30日>(前引け)=サンケン、日本アビオ、コニカミノル 10月30日11時32分

 サンケン電気<6707.T>=一時ストップ高。同社の米半導体子会社アレグロ・マイクロシステムズが29日米ナスダック市場新規上場したが、集中人気となり、時価総額は日本円にして4000億円近くに達したことが話題となった。サンケンの時価総額はきょうのストップ高後の水準で換算しても850億円強に過ぎない。子会社上場のインパクトは大きく、含み資産拡大を背景に投資資金の食指を動かす格好となった。

 日本アビオニクス<6946.T>=大幅高で6連騰。29日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益を従来予想の2億8000万円(前期比11倍)から7億円(同28倍)に大幅上方修正しており、これを好感する買いが入っている。同時に発表した上期(4~9月)の同損益は2億8500万円の黒字(前年同期は3億7600万円の赤字)だった。電子機器部門で5G関連向け接合機器の海外販売が好調だったほか、赤外線サーモグラフィーは新型コロナウイルス感染症対策として発熱者スクリーニング関連の旺盛な需要を取り込んだ。また、経費削減が進んだことも黒字浮上に貢献した。足もとの好調な業績を踏まえ、通期業績予想を増額修正した。

 コニカミノルタ<4902.T>=大底圏からの離脱第一歩。業績低迷が続くなか株価は今月20日に250円まで売り込まれ、1975年10月以来45年ぶりの安値をつけていた。29日取引終了後に発表した20年4~9月期決算は営業損益が278億7600万円の赤字となったが、7~9月期だけでみれば52億3700万円の赤字と4~6月期と比較して損失幅は大幅に縮小している。また、未開示だった21年3月期業績予想については営業損益が130億円の赤字見通し。しかし、未定としていた年間配当は前期実績と同じ25円を実施する計画を発表した。配当利回りは前日終値換算で実に9.5%超となり、これが投資マネーの流入を誘う格好となっている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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