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<動意株・30日>(大引け)=東京鉄、神戸物産、オカムラなど 10月30日15時01分

 東京鐵鋼<5445.T>=後場急伸し年初来高値更新。同社はきょう午後2時頃に、21年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.5倍の48億9000万円となり、従来予想の41億円から上振れて着地したことが好感されているようだ。売上高は同7.0%増の317億8000万円(従来予想は300億円)となった。主力製品であるネジ節棒鋼のネジテツコンと、その関連商品の拡販に注力するとともに、コストダウンに取り組んできたことが奏功。また、主原料の鉄スクラップ価格が弱含みで推移し、採算が改善したことも寄与した。なお、これまで未定としてきた21年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比6.8%増の630億円、営業利益が同45.9%増の80億円としている。

 神戸物産<3038.T>=大幅反発。29日の取引終了後に発表した9月度単独業績で、売上高が前年同月比15.9%増、営業利益が同36.7%増となり、増益率が5月の同40.5%増に迫る高い伸びとなったことが好感されている。業務スーパーの新規出店が9店舗あったことで店舗数が874店舗となり、店舗数が前年同月に比べて34店舗増加したことが寄与した。また、商品では「冷凍ほうれん草」「冷凍ブルーベリー」などの冷凍野菜や冷凍果物が好調だったほか、9月から実施していた業務スーパー20周年決算セールの対象商品が売り上げ拡大を牽引した。

 オカムラ<7994.T>=急伸。29日の取引終了後、21年3月期上期(4~9月)の連結経常利益を従来予想の11億円(前年同期比78.9%減)から35億円(33.0%減)へ3.2倍も上方修正しており、これを好感する買いが入っている。新型コロナウイルス禍での働き方に対応したオフィス改装が本格化し、オフィス家具の販売が伸びたことが寄与した。また、商環境事業で店舗運営の繁忙で滞っていた改装需要が回復したことなども上振れに貢献した。なお、通期の経常利益は従来予想の90億円(前期は147億1200万円)を据え置いている。

 サンケン電気<6707.T>=一時ストップ高。同社の米半導体子会社アレグロ・マイクロシステムズが29日米ナスダック市場新規上場したが、集中人気となり、時価総額は日本円にして4000億円近くに達したことが話題となった。サンケンの時価総額はきょうのストップ高後の水準で換算しても850億円強に過ぎない。子会社上場のインパクトは大きく、含み資産拡大を背景に投資資金の食指を動かす格好となった。

 コニカミノルタ<4902.T>=大底圏からの離脱第一歩。業績低迷が続くなか株価は今月20日に250円まで売り込まれ、1975年10月以来45年ぶりの安値をつけていた。29日取引終了後に発表した20年4~9月期決算は営業損益が278億7600万円の赤字となったが、7~9月期だけでみれば52億3700万円の赤字と4~6月期と比較して損失幅は大幅に縮小している。また、未開示だった21年3月期業績予想については営業損益が130億円の赤字見通し。しかし、未定としていた年間配当は前期実績と同じ25円を実施する計画を発表した。配当利回りは前日終値換算で実に9.5%超となり、これが投資マネーの流入を誘う格好となっている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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