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東京株式(大引け)=134円安、決算発表本格化を前に買い手控えムード  4月27日15時47分

 27日の東京株式市場は朝方に買い先行で始まったものの、その後は売りに押される展開で日経平均は後場後半に下げ幅を広げ2万9000円台を割り込んだ。

 大引けの日経平均株価は前営業日比134円34銭安の2万8991円89銭と反落。東証1部の売買高概算は11億5937万株、売買代金概算は2兆4409億8000万円。値上がり銘柄数は749、対して値下がり銘柄数は1338、変わらずは103銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が買われたことなどを追い風に朝方こそ日経平均がプラス圏でスタートしたが、その後は買いが続かなかった。取引時間中は漸次下値を切り下げる展開で、大引け間際に2万9000円台を割り込んだ。変異ウイルスを含めた国内での新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されるなか、緊急事態宣言の発令などに伴う国内景気の停滞が株価の重荷となっている。また、企業の決算発表本格化を前に慎重なムードが漂う。日銀の金融政策決定会合はこれまでの金融緩和政策の維持を決めたが、株式市場では事前に織り込まれ材料視されなかった。業種別では海運株の上昇が目立つものの、全体的に下げる業種が多く、個別銘柄も東証1部の6割に当たる1300あまりの銘柄が下落した。

 個別では、任天堂<7974.T>、ソニーグループ<6758.T>、レーザーテック<6920.T>などが軟調なほか、トヨタ自動車<7203.T>も冴えない、キーエンス<6861.T>も値を下げ、花王<4452.T>も売られた。ファナック<6954.T>も安い。正興電機製作所<6653.T>、カーブスホールディングス<7085.T>が大幅安、積水化学工業<4204.T>、ザッパラス<3770.T>なども大きく値を下げた。KLab<3656.T>、
カワチ薬品<2664.T>などの下げも目立った。

 半面、ファーストリテイリング<9983.T>が上昇、日本電産<6594.T>も買いが優勢だった。楽天グループ<4755.T>が堅調、東芝<6502.T>も上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが頑強、日本郵船<9101.T>も買われた。山洋電気<6516.T>がストップ高となり、ホクシン<7897.T>の物色人気が際立つ。永大産業<7822.T>も買いを集めた。

出所:MINKABU PRESS

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