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東京株式(大引け)=909円安、ハイテク株中心にリスク回避の売り集中  5月11日15時48分

 11日の東京株式市場は、前日の米国株市場でハイテク株が売られた流れを引き継ぎ大きく売り優勢に傾き、日経平均は900円を超える下げとなった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比909円75銭安の2万8608円59銭と大幅反落。東証1部の売買高概算は12億8914万株、売買代金概算は2兆9567億6000万円。値上がり銘柄数は169、対して値下がり銘柄数は1989、変わらずは33銘柄だった。

 きょうの東京市場は主力株をはじめ大きくリスクオフに傾き、日経平均株価は波乱含みの急落となった。前日の米国株市場では米10年債利回りの上昇を嫌気してハイテク株が軒並み売り込まれる展開となり、東京市場でもこれに追随する動きとなった。特に米国では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下げがきつく、東京市場でも半導体セクターの銘柄が大きく売り込まれ全体相場の下げを助長した。日経平均は後場に入ると、日銀のETF買いへの期待があったにも関わらず先物を絡め下げ幅を一段と広げる格好となり、一時下げ幅は1000円に迫る勢いとなった。その後はやや下げ渋ったものの戻り足に転じることもなく安値圏で着地している。値下がり銘柄数は全体の90%を占める全面安商状となった。

 個別では、断トツの売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984.T>が大幅安、東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>、アドバンテスト<6857.T>など半導体関連主力も急落した。トヨタ自動車<7203.T>が売りに押され、村田製作所<6981.T>、キーエンス<6861.T>なども下落した。ホクシン<7897.T>が大きく利食われ値下がり率トップとなったほか、丸和運輸機関<9090.T>も急落。ボルテージ<3639.T>が大きく下値を探り、東海カーボン<5301.T>も大幅に売り込まれた。

 半面、任天堂<7974.T>が底堅さを発揮、日本製鉄<5401.T>、日本郵船<9101.T>なども買いが優勢だった。塩野義製薬<4507.T>も強い動き。極東貿易<8093.T>がストップ高に買われ、日本ケミコン<6997.T>が急騰、ノリタケカンパニーリミテド<5331.T>も値を飛ばした。宮越ホールディングス<6620.T>、新日本科学<2395.T>なども物色人気となった。グリー<3632.T>も活況高。

出所:MINKABU PRESS

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