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【↑】日経平均 大引け| 続伸、半導体関連が買われ1ヵ月ぶりの高値水準 (6月15日)  6月15日17時59分


日経平均株価
始値  29256.03
高値  29480.85(14:57)
安値  29235.71(09:00)
大引け 29441.30(前日比 +279.50 、 +0.96% )

売買高  9億7279万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3725億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続伸、後場買い直され2万9000円台半ばまで上昇
 2.米国株市場でナスダック総合指数が最高値を更新し追い風に
 3.半導体関連などFOMC通過後の株上昇を見込んだ買いが優勢
 4.為替市場が1ドル110円台まで円安方向に振れたことも好材料
 5.トヨタが初の1万円大台乗せ達成、エーザイも大商いで高い

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前週末比85ドル安と3日ぶりに反落した。FOMCを控え、消費関連株や景気敏感株中心に売りが優勢となった。

 東京市場では買い優勢の展開となり、日経平均株価は2万9400円近辺でいったん戻り売りを浴びたものの後場買い直され、高値圏で売り物を吸収した。

 15日の東京市場は、リスク選好の地合いだった。前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が過去最高値に買われたほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も戻り歩調を強めていることで、半導体関連などを中心に買いが優勢となった。15~16日の日程で行われるFOMCの結果とその後のパウエルFRB議長の会見を見たいという思惑はあるものの、FOMC通過後に高いとみた向きの買いが前倒し的に流入した。外国為替市場でドルが買われ足もと1ドル=110円台の推移と円安に振れたことも輸出株には有利な材料となった。一方、鉄鋼、空運など景気敏感セクターには利食い圧力が表面化し、値上がり銘柄数は1200強にとどまった。結局、日経平均は2万9400円台で着地。5月10日以来約1ヵ月ぶりとなる高値水準に。

 個別では、トヨタ自動車<7203>が買われ1万円大台乗せを達成した。このトヨタをしのいで売買代金トップとなったエーザイ<4523>は700円強の大幅高。レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>のほか、SUMCO<3436>など半導体関連株への買いが目立った。キーエンス<6861>、SMC<6273>などの値がさ株が買われ、村田製作所<6981>も高い。フォーカスシステムズ<4662>がストップ高、Link-U<4446>も値を飛ばした。三井ハイテック<6966>が続急伸、日本電波工業<6779>の上げも目立つ。
 半面、ファーストリテイリング<9983>が冴えず、日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>など空運株も売りに押された。エムスリー<2413>が軟調、日本製鉄<5401>も前日終値を下回った。パーク24<4666>が値下がり率トップに売られ、エニグモ<3665>、マネーフォワード<3994>なども大幅安。ラウンドワン<4680>、アシックス<7936>も安い。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、エーザイ <4523> 、テルモ <4543> 、中外薬 <4519> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約94円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、エムスリー <2413> 、SBG <9984> 、大日本住友 <4506> 、日立建機 <6305> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約19円。うち10円はファストリ1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)金属製品、(3)精密機器、(4)食料品、(5)輸送用機器。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)証券商品先物、(3)鉄鋼、(4)その他金融業、(5)倉庫運輸関連。

■個別材料株

△東建コーポ <1766>
 21年4月期営業利益が計画上回って着地。
△フロンテオ <2158> [東証M]
 「株主支配ネットワーク解析ソリューション」の提供開始。
△メディネット <2370> [東証M]
 米J&J傘下企業と治験製品製造のための細胞調製で契約締結。
△パルマ <3461> [東証M]
 日本郵政グループと不動産活用で取引開始。
△リンクユー <4446>
 20年8月~21年4月期営業利益は通期計画超過。
△有機薬 <4531>
 アミノ酸世界屈指で新型コロナ薬関連でも思惑。
△フォーカス <4662>
 「三次電池」に関する特許出願。
△セルソース <4880> [東証M]
 21年10月期業績を上方修正。
△MSOL <7033>
 コンサルタント積極採用で上期営業利益は大幅黒字転換。
△INC <7078> [東証M]
 サブスクリプション型ニュースレターサービス「WISS」の提供を開始。

▼ジェネパ <3195> [東証M]
 上期営業損益が赤字に転落。
▼パーク24 <4666>
 新型コロナの影響で21年10月期業績予想を下方修正。


 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)フォーカス <4662> 、(2)リンクユー <4446> 、(3)有機薬 <4531> 、(4)MSOL <7033> 、(5)三井ハイテク <6966> 、(6)ギフト <9279> 、(7)日電波 <6779> 、(8)名村造 <7014> 、(9)くら寿司 <2695> 、(10)ミサワ <3169> 。
 値下がり率上位10傑は(1)パーク24 <4666> 、(2)NCHD <6236> 、(3)エニグモ <3665> 、(4)USENHD <9418> 、(5)マネフォ <3994> 、(6)アイスタイル <3660> 、(7)グリーンズ <6547> 、(8)広済堂 <7868> 、(9)ARM <8769> 、(10)PRTIME <3922> 。

【大引け】

 日経平均は前日比279.50円(0.96%)高の2万9441.30円。TOPIXは前日比15.73(0.80%)高の1975.48。出来高は概算で9億7279万株。東証1部の値上がり銘柄数は1218、値下がり銘柄数は841となった。日経ジャスダック平均は3962.53円(6.14円高)。

[2021年6月15日]


株探ニュース

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