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<動意株・20日>(大引け)=アジア投資、オプトエレ、Sansanなど  7月20日15時05分

 日本アジア投資<8518.T>=三角もち合い上放れ。株価は6月中旬に200円台前半から318円の年初来高値まで一気に上昇し、その後は反落と再上昇を繰り返しながら200円台後半で収れんする典型的な三角もち合いを形成していた。しかし、足もとでは煮詰まり限界から急速に投資資金が流れ込み上放れる展開に。世界的に脱炭素への取り組みが本格化するなか、菅政権では2030年度までに温室効果ガスの排出量を13年度比で46%削減する目標を掲げるが、経済産業省では30年度で太陽光発電を8760万キロワットまで増強する見通しを開示し、関連銘柄を動意づかせている。そのなか、同社は太陽光発電を中心に再生可能エネルギー投資事業に傾注、売却案件は高水準で22年3月期の業績変貌期待が大きい。株式需給面でも思惑が取り沙汰されるほか、無配ながら黒字転換となれば0.7倍台のPBRも割安感につながる。

 オプトエレクトロニクス<6664.T>=急反発。レーザー式を主力にバーコード読み取り装置などを手掛ける。売上高の過半を海外向けで占めているが、米国では医療機器メーカー向けに同社の2次元ハンディスキャナ「L―22X」が新型コロナウイルス検査装置に採用されるなどの実績を持つ。ここ米国をはじめ海外でも新型コロナウイルスの感染拡大が警戒される状況にあり、関連有力株として再び投資資金が向かっている。また、足もとの業績も回復色が鮮明で21年11月期営業損益は10億3000万円の黒字(前期実績は3億800万円の赤字)を見込んでいる。

 Sansan<4443.T>=動意。19日の取引終了後、投資有価証券を売却したのに伴い、22年5月期第1四半期業績に投資有価証券売却益9億7900万円を計上すると発表しており、これが好材料視されている。保有するウイングアーク1st<4432.T>株式の一部を売却したことに伴い計上するもので、営業外収益または特別利益に計上する予定という。

 大泉製作所<6618.T>=上値指向際立つ。きょうは地合い悪のなか前日比6%を超える上昇で1200円台まで上値を伸ばした。6月末に1239円の年初来高値を形成しているが、その更新を射程圏に捉えている。仮にここをクリアすると2018年2月以来約3年半ぶりの高値圏に浮上する。車載用を主力に温度センサーなどを手掛けるが、中国展開を強みとする半導体設投関連のフェローテックホールディングス<6890.T>の傘下に入ったことで、中国での需要開拓に期待が膨らんでいる。商用化本番の5G向けエレメントも好調で収益貢献が期待される。22年3月期は増収増益見込みで上振れも視野に。

 ザインエレクトロニクス<6769.T>=大幅反発。19日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、営業損益が4500万円の赤字から1億2800万円の黒字(前年同期2億3100万円の赤字)へ、最終損益が4700万円の赤字から2億3400万円の黒字(同1億7000万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。AIOT事業で一部顧客向けの製品出荷の後倒しや計画見直しの影響があり、売上高は19億5500万円から18億6400万円(前年同期比21.8%増)へ下振れたものの、LSI事業で主に国内及び中国市場向けの製品出荷が急速に回復したことで売上総利益が計画を上回り利益を押し上げた。また、コスト削減を進めたことや、保有する外貨建て資産の換算差益の計上なども寄与した。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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