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平山ホールディングス---21年6月期増収・2ケタ増益、インソーシング・派遣事業が順調に推移  8月17日11時24分

平山ホールディングス<7781>は16日、2021年6月期連結決算を発表した。売上高は前期比0.3%増の230.43億円、営業利益は同39.9%増の5.32億円、経常利益は同62.7%増の6.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同40.7%増の4.13億円となった。

自動車関連分野を中心に顧客の生産が回復し、受注を売上実績に繋いだこと、医療機器分野および食品製造分野が底堅く推移したこと、海外生産減が底を打ったことから、概ね計画どおりの売上高となった。利益面では、請負職場での現場改善および受注単価の高い案件を獲得したこと、販売費及び一般管理費においてDX化やRPAを活用するなど効率的に使用したことから、計画を上回った。

インソーシング・派遣事業の売上高は前期比3.4%増の190.32億円、セグメント利益は同19.3%増の15.94億円となった。機械、物流の業種を中心に、受注は堅調に推移した。医療機器、食品の業種の受注は、底堅く推移した。また、利益面では、現場改善を行い収益改善に努めるとともに、雇用を維持しつつ、人材採用および教育費用を効率的に使用し増益を確保した。採用面では、新卒、中途採用数は順調に採用することができた。

技術者派遣事業の売上高は前期比2.0%減の14.71億円、一時的に教育コストがかさみセグメント利益は同39.0%減の0.43億円となった。前期に引き続きグループシナジーを活かしつつ教育による付加価値の向上により既存取引下にある技術社員については、大半が契約更新を果たし取引継続になっている。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛要請による顧客の時間外勤務の抑制等、稼働時間低下の影響があった。一方、人材採用面では、新卒、中途採用数ともに前期を上回ることができた。また、経験値の低い人材、外国籍人材の応募が増加傾向にあるため、一昨年より未経験者育成プログラム及びグループ内企業の非技術系人材の技術者転換プログラムに取り組み、技術者の確保、育成を継続している。

海外事業の売上高は前期比26.0%減の15.89億円、セグメント損失は0.44億円(前期は0.02億円の損失)となった。新型コロナウイルス感染拡大により年度前半の生産低迷が大きく影響し、年度後半に生産の回復が見られものの補いきれず、減収となった。

その他事業の売上高は前期比4.5%増の9.49億円、セグメント損失は0.43億円(前期は0.15億円の利益)となった。現場改善コンサル事業及び海外からの研修ツアーは、依然新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けるなか、有料のWEBセミナー及びリモート指導を積極的に進め、グローバルな展開をしている。また、オンラインによる事業展開は海外からの研修ツアーにも拡大し、工場見学、経営者との意見交換等を積極的に進め、高い評価を得ている。さらには、新規事業としてIT人材派遣、医療通訳士育成サービス、IMOC(在庫管理・削減)関連事業は、着実に売上高に寄与し始めている。

2022年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比12.8%増の260.00億円、営業利益は同27.8%増の6.80億円、経常利益は同5.3%増の6.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.6%増の4.20億円を見込んでいる。





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