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<動意株・7日>(大引け)=ネツレン、タスキ、東エレデバなど  9月07日15時05分

 高周波熱錬<5976.T>=8連騰で5カ月半ぶり年初来高値更新。同社は電気を熱源とした鋼材焼き入れを主力展開しており、自動車部品向け熱処理加工が好調で業績は急回復途上にある。22年3月期は営業利益が前期比3.6倍の33億円を計画するなど収益変貌が際立つ。一方、PBRが0.4倍台と解散価値の半値以下の水準にあり見直し買い人気が本格化している。今期は年間配当も前期実績に対し11円増配となる25円を計画、配当利回りは3%台後半と高い。IH技術を活用して二酸化炭素削減の新技術開発にも取り組んでおり、脱炭素関連の切り口でもテーマ性を内包している。

 タスキ<2987.T>=物色人気に一時ストップ高。6日の取引終了後、21年9月期の単独業績予想について、売上高を91億円から91億5000万円(前期比30.2%増)へ、営業利益を8億7000万円から11億7000万円(同2.0倍)へ、純利益を5億3000万円から7億2000万円(同2.2倍)へ上方修正したことが好感されている。IoTレジデンスなどのセールスが順調に推移し、売上高が計画通りとなる見込みであることに加えて、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進などによる効率的な事業活動を行った結果、利益率が想定を大きく上回って推移しているという。

 東京エレクトロン デバイス<2760.T>=急伸、年初来高値が視界入り。6日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1540億円から1630億円(前期比13.8%増)へ、純利益を44億円から48億円(同52.7%増)へ上方修正し、あわせて中間80円・期末95円の年175円を予定していた配当予想を中間・期末各95円の年190円にすると発表したことが好感されている。データ通信量の増大などを背景とした世界的な半導体需要の拡大が続いており、同社グループでも半導体及び電子デバイス事業で、産業機器向けや車載向けをはじめとする幅広い分野における半導体製品の販売が好調に推移していることが要因としている。なお、年間配当は前期実績に対して65円の増配になる予定だ。

 オーナンバ<5816.T>=上げ足が加速。電子機器に使われるワイヤーハーネスで業界トップの商品競争力を有し、太陽光発電配線ユニットへの展開に力を入れている。自民党総裁選の行方はまだ見えないものの河野太郎規制改革相の人気が高い。河野氏は脱原発・脱炭素を推進する政策スタンスにあり、太陽光発電を中心とする再生可能エネルギー関連株への追い風が意識されるなか、同社はその関連有力株として頭角を現している。業績も21年12月期は営業利益段階で前期比45%増の11億円と大幅な伸びを見込み、株価指標面ではPBRが0.5倍台前半と解散価値の半値水準に放置されていることから、水準訂正妙味が高まっている。

 ダイトーケミックス<4366.T>=新値圏走る。前日は取引時間中に1423円まで上値を伸ばした後伸び悩み長い上ヒゲをつける形となったが、上値指向は強くきょうは改めて買い直されている。感光性材料のトップメーカーだが、需給ひっ迫状態にある半導体向けで高水準の需要を取り込んでいる。21年3月期営業利益は前の期比78%増の14億4300万円と急拡大したが、会社側はその反動を考慮して22年3月期について前期比38%減益の9億円見通しとした。しかし、市場では保守的との見方が強い。21年4~6月期営業利益は前年同期比37%増の5億4400万円と大幅な伸びを達成、第1四半期時点にもかかわらず対通期進捗率は60%強に達している。通期見通しの大幅増額修正期待を背景に物色人気に弾みがついている。

 アイル<3854.T>=急速切り返しで年初来高値更新。株価は前週後半から調整局面にあったが、大きく買い直される展開にある。同社は中小企業向けを中心に商品の在庫管理や受発注などのシステム開発を手掛ける。6日取引終了後に発表した21年7月期決算は営業利益が前の期比7.6%増の18億2900万円だった。また、株主還元も強化し、前の期比2円増配となる17円とした。更に22年7月期も好調を継続、営業利益は20億円を見込んでいる。新型コロナウイルスの感染拡大を背景としたテレワーク導入の動きとあわせ、受発注を電話などからネット経由に切り替える動きが活発で同社の収益機会を広げている。また同日に中期計画も発表し、数値目標としては24年7月期に営業利益28億円を掲げており、これも株価を刺激している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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