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東京株式(大引け)=660円安、中国不動産リスクで世界同時株安の展開に  9月21日15時40分

 21日の東京株式市場はリスクオフの流れが強まるなか全面安商状となり、日経平均株価は660円あまりの下げで3万円大台を割り込んだ。

 大引けの日経平均株価は前営業日比660円34銭安の2万9839円71銭と急反落。東証1部の売買高概算は13億1988万株、売買代金概算は3兆3780億円。値上がり銘柄数は218、対して値下がり銘柄数は1942、変わらずは27銘柄だった。

 きょうの東京市場は、中国の不動産大手・恒大集団の資金繰り悪化に伴うデフォルトリスクが嫌気され、リスク回避の売り一色となった。前日の米株市場ではNYダウが一時1000ドル近い下げをみせるなど波乱展開となり、その流れが東京市場にも波及した。日経平均は前場寄り付き直後にフシ目の3万円大台を割り込んだ後、いったん下げ渋る動きをみせたが、その後売り直された。後場は押し目買いも観測されたが、売りの勢いは強く、引け際に大口の売りが出て、きょうの安値近辺で引けた。大引けは660円強の下げ幅で、6月21日以来3か月ぶりの大きさとなっている。前日は米国株だけでなく欧州株市場も軒並み安の展開。独DAXは約11カ月ぶりに26週移動平均線をマドを開けて下放れ、4カ月ぶり安値をつけるなど、世界同時株安の様相となっている。きょうの東京市場では全体の9割近い銘柄が下落した。

 個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984.T>が大幅安となったほか、東京エレクトロン<8035.T>など半導体製造装置関連が下落。キーエンス<6861.T>が大きく値を下げ、ダイキン工業<6367.T>も売られた。日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>など大手海運も利食われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも安い。デサント<8114.T>が急落、キャリアインデックス<6538.T>も大幅安、日本ペイントホールディングス<4612.T>も急落した。

 半面、JR西日本<9021.T>がしっかり、第一三共<4568.T>も買いが優勢だった。日本航空<9201.T>、ANAホールディングス<9202.T>など空運株も逆行高となった。旭ダイヤモンド工業<6140.T>が値上がり率トップに買われ、ダイセキ環境ソリューション<1712.T>も値を飛ばした。イソライト工業<5358.T>が大幅高。井筒屋<8260.T>、エイチ・アイ・エス<9603.T>も買われた。

出所:MINKABU PRESS

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