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NYの視点:米8月JOLT求人件数:年初来初めてのペース減速も、9月以降の結果待ち 10月13日07時42分

米労働省が発表した米国の8月JOLT求人件数は1043.9万件となった。過去最高を記録した7月からは65.9万件減と予想以上に減少。年初来初めての減少となった。しかし、過去2番目に高い水準は保った。総失業者数をおおよそ200万件超上回る。7月分は1093.4万件から1109.8万件へ上方修正された。

労働市場の自信を表すとされる離職率は過去最高を更新。退職者数は24.2万人増え、427万人と過去最高となった。7カ月連続で、求人件数が増加し続けたことを考えると、自然な兆候と見られている。労働市場が過熱した際、より高い賃金を求めて、従業員が自主退職する傾向となる。

また、9月長期失業者数(15週以上)は8月、前年比を下回ったことは、良好な流れと言える。

ただ、この結果は8月分で、9月に政府の一連の失業者支援支給が終了する依然の結果であるため、状況を正確には把握し難い。

アトランタ連銀のボスティック総裁は、「9月の雇用統計の予想を下回る結果がテーパーの軌道を阻むべきではない」とし、11月のテーパー開始を支持する考えを示した。同総裁は2021年の投票権を有する。FRBのテーパー開始の軌道に変更はないと見られる。

■雇用たるみダッシュボード

◎金融危機前に比べ状態が改善         パンデミック: 金融危機前水準と比較
8月求人率(Job openings rate):6.6%(8月7.0% )     4.4%, 3%
8月退職率(Quits rate):2.9%(7月2.7%)          2.3%: 2.1%
8月解雇率(Layoffs/discharges rate):0.9%(7月1.0%,前年1.1%)  1.2%
9月雇用者数(Nonfirm payrolls):+19.4万人(8月+36.6万人) +25.1万人,+16.18万人
8月採用率(Hiring rate):4.3%(7月4.6%、昨年4.6%)      3.8%
9月失業率(Unemploynent rate):4.8%(8月5.2%)     3.5%, 5%
9月広義の失業率(U-6):8.5%(8月8.8%)         7.0%, 8.8%

◎金融危機前に比べ状態悪化
9月労働参加率:61.6%(8月61.7%)               63.4%, 66.1%
9月長期失業者数(15週以上):47.2k(8月51.1k)        19k






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