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【↑】日経平均 大引け| 反発、米ハイテク株高受けリスク選好の買い優勢 (10月19日) 10月19日18時23分


日経平均株価
始値  29117.28
高値  29272.49(12:50)
安値  29075.37(09:55)
大引け 29215.52(前日比 +190.06 、 +0.65% )

売買高  9億9279万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆4409億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は反発、米ハイテク株高受けリスク選好
 2.外国為替市場でのドル高・円安も輸出株に有利に働く
 3.衆院選の公示日で選挙期間中の株高アノマリーも意識
 4.半導体関連と海運株が高く、アジア株上昇で安心感も
 5.業種別では値下がり多く、売買高も10億株割れと低調

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前週末比36ドル安と3日ぶりに小反落した。中国の7-9月期国内総生産(GDP)が市場予想に達しなかったことが警戒されたが、決算発表への期待でハイテク株を中心に買いが流入した。

 東京市場では、買い先行でスタートし、日経平均株価はその後いったん伸び悩む場面もあったが、買い直され後場も高値圏で売りものをこなした。

 19日の東京市場は、半導体などハイテク株を中心にリスクを取る動きが優勢だった。前日の欧州株市場は総じて軟調だったものの、米国株市場ではハイテク株に買いが入り、ナスダック総合指数が4日続伸となったことで、東京市場でも強気の地合いを引き継いだ。また、本日は海運株への買いも目立つ地合いだった。外国為替市場で1ドル=114円台の推移と円安局面にあることで円安メリット株には有利に働いている。本日は衆院選の公示日で、投開票日に向けての株高アノマリーも意識されたようだ。中国や香港株などをはじめアジア株市場が総じて強い動きをみせたことも追い風となった。ただ、業種別では33業種中値下がりが18業種と値上がり業種を上回っている。また東証1部の売買高は低調で、8月27日以来となる10億株割れとなった。

 個別では、売買代金首位となったレーザーテック<6920>が1200円を超える上昇、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連が総じて人気。日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も高く、ソフトバンクグループ<9984>も堅調。HOYA<7741>も物色人気。ベイカレント・コンサルティング<6532>が商いを伴い切り返し急となり、レノバ<9519>も大幅高。NCホールディングス<6236>が値上がり率トップに買われ、クオールホールディングス<3034>も値を飛ばした。
 半面、SUMCO<3436>が冴えず、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>など電子部品株も軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。日本航空<9201>、JR東日本<9020>が下落し、川崎重工業<7012>は大幅安。EduLab<4427>が急落、サインポスト<3996>、三井松島ホールディングス<1518>も利食われた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約154円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568> 、アステラス <4503> 、デンソー <6902> 、太陽誘電 <6976> 、KDDI <9433> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約27円。

 東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)精密機器、(3)その他製品、(4)情報・通信業、(5)電気機器。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)空運業、(3)石油石炭製品、(4)ゴム製品、(5)銀行業。

■個別材料株

△大東建 <1878>
 工事進捗が順調に進み上期業績は計画を上回って着地。
△シノブフズ <2903> [東証2]
 新規カフェチェーンとの取引開始寄与し22年3月期業績予想を上方修正。
△クオールHD <3034>
 22年3月期利益予想を上方修正。
△ネクステージ <3186>
 「買い取り専門店を過去最多ペースで出店」との報道。
△Aバランス <3856> [東証2]
 野心的な中期計画が株価を刺激。
△ダイトーケミ <4366> [東証2]
 半導体フォトレジスト用感光性材料の需要拡大に期待。
△タムラ <6768>
 半導体関連中小型株に資金還流。
△インバウT <7031> [東証M]
 予約プラットフォーム展開のEPARKと合弁事業契約。
△リヒトラブ <7975> [東証2]
 11月30日を基準日に1→2の株式分割実施へ。
△レノバ <9519>
 日立造船 <7004> とNEDO事業に採択。

▼JBR <2453>
 減損損失計上で21年9月期最終利益を大幅下方修正。
▼エデュラボ <4427>
 会計処理問題を引き続き嫌気。


 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)NCHD <6236> 、(2)クオールHD <3034> 、(3)レノバ <9519> 、(4)ベイカレント <6532> 、(5)川崎汽 <9107> 、(6)明治海 <9115> 、(7)Gキッズ <6189> 、(8)オイシックス <3182> 、(9)クロスキャト <2307> 、(10)郵船 <9101> 。
 値下がり率上位10傑は(1)エデュラボ <4427> 、(2)サインポスト <3996> 、(3)川重 <7012> 、(4)井筒屋 <8260> 、(5)三井松島HD <1518> 、(6)デサント <8114> 、(7)石油資源 <1662> 、(8)MSジャパン <6539> 、(9)ミダックHD <6564> 、(10)太平洋工 <7250> 。

【大引け】

 日経平均は前日比190.06円(0.65%)高の2万9215.52円。TOPIXは前日比7.34(0.36%)高の2026.57。出来高は概算で9億9279万株。東証1部の値上がり銘柄数は1115、値下がり銘柄数は962となった。日経ジャスダック平均は4033.39円(20.18円高)。

[2021年10月19日]


株探ニュース

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